The 巣 in はてな

2016年にADHD診断の出た主婦のブログの、はてな版です

コンサータ18mg開始して約1カ月経過(のはず)なので近況報告

なぜ飲み始めの日が思い出せないのか……。

ストラテラから切り替えて一カ月経過でどうなった?


出典:Pixabay

▼前提

コンサータを飲み始めたそもそものきっかけはこれ。
ストラテラ80mg/日のおかげで生活がしっかり回ってたというのに、それをなげうってまでコンサータに切り替えてみようと思ったのはなにも「好奇心」のせいだけではありませんでした。

本当にタスク管理を厳密に緻密にこなすことでしか成立し得ないような高度な仕事を求められているのか。かすかに残っている感性を頼りに書いた文章がクライアントにべた褒めされたらしいのに、その感性を潰すような薬を飲み続けていて、本当に自分のためになるのか。 一専業主婦(内職あり)ではありますが、自分の持ち味を殺して適応しようということに、非常に危機感を覚え始めているんですよねぇ。どうしよう、ほんと。

ストラテラ減薬プロジェクト、始動 - sonoukeiko’s diary

感性が死んでるんじゃないかという疑いが常にあったのをなんとかしたかったんですね。それには一度ストラテラを止めてみるしかないわけです。

ストラテラなし、コンサータ18mg/日で1カ月

で、その後、コンサータ18mg/日で過ごしてきた1カ月の結果がこれ。

このために「タスクが溜まっちゃってる!(涙目)」という焦りが募ります。そして、募った分が重荷になって次の一歩を踏み出しにくくしてしまうという悪循環に陥ってしまったんですよね……。

ストラテラからコンサータの切り替えの小さくて大きな影響 - sonoukeiko’s diary

今のところ、

  • プレッシャー下で先延ばしが目立つ
  • プレッシャー下で集中持続時間が減少
  • プレッシャー下で作業効率が落ちる

という惨憺たる結果が出ておりますよ。なぜに。

一方で、

  • プレッシャーが適度だと発想できる
  • 瞬発的に活動性を発揮できる
  • 本が読める(!)

というメリットもありました。

コンサータは感性を形にする

服用する中で(自分の中での)両者の違いに(自分なりに)気づいたんですが、どうも、

  • ストラテラ:感情の触れる閾値を高くして動じないようにすることで、"存在感の大きな*1"タスクに集中しやすくする
  • コンサータ:ADHDerが行動に移すほどでもなかったやる気を行動につなげてタスクを処理しやすくする

という違いがあるのではないかしら。

ストラテラでは目前の果たすべきタスクに集中するので、例えば買い物途中で「まあ、さっさと買い物するのもいいが、ちょっとそこのアジサイの色のグラデーションでも眺めてみよう」といった風情のある行動には至りませんでした。

他方、コンサータでは「ああ、あんまり乗り気じゃないけど、ちょっとこれやるかぁ」と皿洗いに手を付けていつの間にか気分が乗って終わったり、「あ! もしかしたらこれ作ったら面白いかも!」というノリでさっと娘の工作のための道具やワークスペースの改善などをやってしまったり、と短期的には余計なタスクでも中長期的には意味のある行動をとっていました。

ストラテラは感情を押さえてたタスク処理マシーンになるが、コンサータではやる気に火を付けて人間のまま走り出す感じですね。

▼当初のコンサータ切り替え目的は達成されたのか?

コンサータから切り替えることによって「感性を取り戻したい」「感性を活かして仕事をしたい」という思いはあったのですが、確かに感性は戻ってきました.

2017年7月、薬はどうする?

▼増量したい

医師と相談しないと何とも、ではあるけれども、できたらコンサータを27mg/日に増やしたいです。

特に、プレッシャーに負けやすいという私の生来の性質=私の感性が出てきたことは人間らしさを取り戻したという点では喜ばしいものの、仕事をこなすという点では害でしかありません。
ほんとマジやばいですよ、これは。

なので、次の容量である27mg/日に増量することでもう少しやる気を形にする一歩を踏み出しやすくできないかと思っています。

ストラテラに戻すか?

書いていて気づきましたが、ストラテラに戻すっていう選択肢もないわけではないんですよね。だって、仕事を回すという点では問題なかったわけだし。

まあ一面的な話としてはそうなんですが、今回コンサータに切り替えた期間に、私は「今までやっていない技術を調べて問題を解決する」っていうことを何度かしてきました。
たいした話じゃないんですよ、不動産屋さんのチラシから売却予定の物件の住所を割り出すとか、なんかそんな程度の話なんですが、自分としてはストラテラ下ではなかった「発想の勝利」だったので、これは貴重な体験でした。

それを再び失うのは、ストラテラ以前の私がちょくちょく発想の花開く瞬間を楽しんでいたのを体感的に思い出したので、なんかちょっと惜しい気がするんですよねー。だって、仕事に生きてるわけじゃないんですもん。(今の仕事は転勤族のダンナと一緒に行きながら小銭を稼ぐための手段として"修行中"/"お試し期間中"の位置づけでやっているので。)

人間に戻りつつタスクを抱えすぎない工夫をしていこう

私の好みの問題ではありますが、やっぱりストラテラからコンサータに切り替えてみてよかったみたいです。

幸いコンサータも夜寝れないなどの不具合を特に感じていないので(少なくとも18mg/日では)、もうちょい増やして、ADHDerらしい落ち着きのない発想力も持ちつつそこそこのタスク処理能力も維持しつつ生活できる工夫が続けていけたらいいかな、というのが今年後半の目標になりそうです。

*1:重要/緊急などの言葉を使うと限定的かなぁと思い、あえて「存在感の大きさ」で表現してみました。かえってわかりにくいかな……。