The 巣 in はてな

2016年にADHD診断の出た主婦のブログの、はてな版です

ADHDcocoachの活動とか、整理整頓&掃除の話とか

2016年6月にADHD(不注意優勢型)と判明してから半年以上過ぎ、ストラテラを服薬して4カ月が過ぎました。もちろん「もしかして私はADD?」と思う決定的な機会はそれまで何度かありましたし、思い当たることなら毎日の生活で何度も経験してきています。

中でも困っているのが整理整頓&掃除ですね。今回ADHDcocoachでも整理整頓が取り上げられました。ちょうど掃除について関心が高まっているところで手元に掃除本がありますし、前回のADHDcocoachのホームワークでもこれらの本を読んで内容を整理したいと思っていたところです。良い機会ですので、ブログにメモしていきたいと思います。

ADHDcocoachって何?

▼そもそもの始まり

私のブログを訪れるなんていうお優しい方は、たぶん私のフォロワーさんかADHDcocoachに興味を持っていらっしゃる方がほとんどでしょう。とはいえ、一応、説明はしておいたほうがよいでしょう。

ADHDcocoachの発端は、私の思いつきでした。TwitterADHD界隈の有職者や就職を前にした方々が「スケジュール管理のフォローをしてほしい。そういう秘書的なサービスが欲しい」という話をされていたのを受けて、「もしかしたら、自分の勉学や仕事での経験を生かして、スケジュール管理やタスク管理を回す手伝いをできるかもしれない(電話をかけたりメールで知らせたり、優先順位をつけるのを手伝ったりすることで)」と思ったのでした。

▼課題図書を選ぶ

ですが、当初私がイメージしていたものと、現在の実施内容は異なります。当初は私がサービス提供者になる予定でしたが、実際には私もサービスの受け手、参加者となったからです。「優先順位の付け方がわからない」という声が上がり、スケジュール管理の基本を自分で身につけることも大切だろうとこちらのテキストを取り上げたのですが……。

実際は、時折Twitterで参加者がつぶやくように、メアリー・V・ソラント(著) 中島美鈴・佐藤美奈子(翻訳) 2015 『成人ADHD認知行動療法 実行機能障害の治療のために』 星和書店 は、一つ一つかみ砕いて消化していく必要がある、一筋縄ではいかない本でした。

また、この本のアプローチも、私の当初の想定や参加希望者の抱いていた思惑とは違ったかもしれません。本書は当事者のコミットをベースに「自分で努力を積み重ねられる習慣を認知行動療法の手法で身につける」ことに重点を置いたアプローチを取っています。

「だれかがスケジュール管理を手伝ってくれる仕組み作り」を想定して参加するなら、かなり「厳しい」「負担が大きい」ものになっていると思います。(毎回ホームワークも出ますから、自ら負担を負う姿勢なしでは辛いものとなったでしょう。何しろ、その心づもりができていても本当に面倒ですから!)

▼主体的な参加の場

読むだけでさらっと読む分には良いのですが、ホームワークを実施となると「読んでいるだけではよくわからない」「どう役に立つか実際の例を見ないと納得できない」などの声も上がりました。私自身できていないと思う点もあったので、私自身も当事者として主体的・具体的に本書の課題に携わるようになりました。

この辺りから、おそらく最初に外から見えた活動内容と、実際の活動内容との間にズレが生じてきていた(いる)のではないかと思います。

コーチという言葉の響きはどこか優しいですよね。いつも隣に寄り添って励ましてくれるような、そんな感じです。コーチングというのも本来ならばそういう面はあったと思います。ですが、実際のところは、「だれかが助けてくれる」「みんなで助け合う」のがメインの場ではなく、どちらかと言えば、「個人で面倒ごとに積極的に取り組もうと頑張れる人たちが集まって、新しい章を開く機会と勇気を確認しあう」ような場になっています。

▼常に挑戦し続ける場

逆に、スケジュール管理やタスク管理に元々興味がある方ならたぶん頻繁に目にしたことのあるような概念やスキルがビギナー向けにまとめられているので、その辺りに造詣の深い人なら大きな発見もなくサラッと流れてしまうような内容でもあります。

もちろん、個人でスケジュール/タスク管理を行うときと違って、「"次回までに"、小さくてもいいから"できた"という経験を"重ねる"」ことが想定されているため、早いときには1週間弱で"先延ばしせずに"取り組まなければなりません。

簡単なように見えるんですよね、一見。でも、継続は力なりを地で行く、ある意味ADHDの本来の性質とは真逆の作業の繰り返し習慣化するための活動なので、かなりタフです。万人に向く内容ではないでしょう。

▼一緒にやること、やってきたことについて

もっと洗練されたファシリテーターがいたら、もっと違った取り組みやすい内容になるでしょうが、ベースの知識や訓練はあるとはいえ私は専門家とは言い難いですし、他の参加者もそれぞれの人生経験から見出してきている知見はあるにしても、発展途上なのは同じです。

ただ、悩みながら模索するにしても、何も指針のない中でタスク管理やスケジュール管理手法をゼロから考え出すのは難しいですし、実になる前に仕事が回らなくなり鬱になり、と悪循環に陥っていたかもしれません。また、体系的知識を得ようと本書をたった一人で部屋に籠もって読んでいたとしても、おそらく自責や後悔の念に阻まれて読み進められなくなっていたかもしれません。

これらの点からは、「できないことをできるようになり、それを負担なく継続するための枠組み」としての認知行動療法の枠組みを、限られた費用や機会の中で学べる場として、ADHDcocoachは良く機能しているのではないかと思っています。

──まあ、私の印象なので、他の参加者の方々が言葉に出さない心の奥深くでどう思っているかは、また別ですけどね。でも、少なくとも私は、このADHDcocoachという取り組みを始めるメンバーに名乗りを上げ、続けてくださっているお二方の勇気に、深く感謝しております。

整頓整理とお掃除

▼ADHDcocoachのホームワークって?

ADHDcocoachの約1週間ごとの学習内容には、そのテーマに沿ったホームワークというのが付いています。例えば、今日午前中に行われた第7回のテーマは「整理する 整理整頓のシステムを作る」でした。このホームワークは「自分の身の回りの空間のなかで、対処しやすい範囲に区切った1つ(エリアA)を整理整頓する」です。

▼整理整頓&掃除って何の役立つの?

整理整頓したり掃除したりすることでどんなメリット(報酬)があるのか。

頭ではわかっていることとして例えば、

  • 探し物が減る
  • 書類等の見逃しが減る
  • 作業前の取りかかり負担が少なくなる
  • 視界に余計な物が入らないので、思考≒作業の妨げにならない

などパッと思い浮かぶだけでもADHDerにありがちな「先延ばし」に関わるあれこれの要素を減らすことができます。創造性に貢献してくれそうなんですよね。

▼私の整理整頓&掃除へのモチベーション

正直、私は整理整頓も掃除も本当に苦手です。今日の第7回ADHDcocoachでも思わず口走りましたが、「ダンナが毎日10~15分片付け時間を取っている」のがなんとなく生理的に「気持ち悪い!」くらいなんですよ……。

とはいえ、やらないわけにはいかないのですよね。定型発達らしいわが子を不自由させたくない、わが子の良い習慣作りを母である私が妨げてはいけないので。

▼これから読む本

そういうわけで、第6回のホームワークと第7,8回の自主的な補習として、以下のお掃除本(全8冊でした)を読む予定です。これから1カ月以内、2017年3月末までには記事にまとめると宣言してしまったので、(緩く)ご期待ください。

そうじ以前の整理収納の常識 (講談社の実用BOOK)
知識ゼロからの手抜き掃除
部屋がどんどん片付く本―スッキリ整理と収納のなるほどアイデア
「1分そうじ」でいつのまにかキレイ!―超カンタンらくらくピッカピカ!
人生がときめく片づけの魔法
〈収納〉アイデアの便利帳―超カンタン! (Seishun super books)
近藤典子のらくらく収納術 完全保存版
インテリア以前の収納・掃除の常識 (講談社の実用BOOK)

ツイキャス告知

ADHDcocoachで使っているテキストの課題も半ばまで来ました。で、近いうちに、ADHDcocoachの面々でツイキャスをしようかという話になっております。ADHDcocoachってどうなのとか、実際やってみてどうだったとか。

基本的に私は真面目でストラテラの影響もあってか「認知の歪みにセルフ突っ込みメカ」と化していて、上の方では淡々と書いてきておりますが、他のADHDcocoachの明日村さんまッどさんには、もうちょっと豊かな感想があるかと思います。

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こちらで告知することになると思いますので、ご興味ある方はフォローなどお願いいたします。

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