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転勤族の配偶者の在宅ワークって

ADD 在宅ワーク 悩み

これまで在宅ワークって漠然とした憧れとか、「けっこう楽にできるんじゃね?」って期待とかの対象であったんです、私の中では。


子供を抱えてても配偶者が転勤族であちこち転々としてても、長く一か所で働いたキレイな職歴でなくても始められるし続けられる。ADDでも定型発達のみなさんの足を大きく引っ張ることなく、ペース配分を自分でコントロールしながらできるっていう。まさに夢の職業じゃないですか?


そう思っていたし、実際に仕事を始めてみると、少なくないクラウドワーカーがクライアントの業務内容紹介に対して「これこれの納期でいくら」って提案をして採用したと思ったらバックレたり、素直に他人の意見を聞き入れなかったりするようで、私のような(とりあえず頑張っている限りでは)平均~そこそこレベルの社会人でも信頼していただけるので、これはもう自分に向いてそうって感じがするんです。


しかし。しかしですよ。けっこう一生懸命やっている一方で、物品紹介のAmazonアフィリエイトの集積みたいなキュレーションサイトの記事を書いていると「これって、今後の職歴に生かせるんだろうか?」とか一抹の不安を覚えるんですよね。M字就職で、子供が中学校入ったくらいからはもうちょっと働く時間を増やせるかなという気もしているんですが、今のままでは収入が増やしがたい。以前、企業に勤めていたレベルの年収の半分にも満たないのではないかと。


転校・転勤人生で得た処世術なのかもしれないし、ADDとか発達障害者の思考の癖なのかもしれないですけど、「全体の流れを把握しておきたい」っていうのがあるんです。それがないと、自分の立ち位置がわからない。で、在宅ワークっていうのは自由度が効きすぎて、逆に自分の立ち位置は自分で作っていかなければいけないんですよね。


「名乗ったらその時点からライター(または別の職種xx)」みたいによく言いますよね。未経験でもいつからでも始められる。誠実にやっていけば大丈夫。絶対成功するとは言えないけど、信頼に値しない人もたくさん働いている中できちんとやっていたら、成功につながりやすい、みたいな。


大きすぎる希望を抱くと後の挫折が怖いんで、他のクラウドワーカーの働き方を参考にしたりもしているんですが、クラウドワーカーで成果を出している人って一定の場所に居住しているか、一か所で長く働いていた時期に培った特殊技能があるんですよね。転勤族じゃないんですよ。こういう事実を知ると、長くスキルを生かしていけない今の根無し草生活は自分の理想とするワークスタイルと相いれないんじゃないかって確信してきてしまうんですよね。


悩ましいのは、自分のプライオリティから言ったら、やはり小さい子供の成長・教育と夫婦関係、家庭の維持を最優先したいんです。で、詰んでしまうっていう。


何か答えを見いだせればいいんですけど、ついつい熟練労働者になれなかった自分の人生を省みて自己嫌悪したり、男性労働者の転勤と長時間勤務に支えられている社会を批判したくなったり、そんなところに考えが逃げて行ってしまいます。辛くて。


今できることを精一杯やるしかないですよね。少なくとも、それなら大きな後悔はしないだろうし。ああ、でも、もうちょっとやりたいことがしたい。っていうか、お金を稼ぎたい。趣味のために。自分や子供の教育のために。がん全身転移してる母に思い残すことのないような機会を作るために。