The 巣 in はてな

2016年にADHD診断の出た主婦のブログの、はてな版です

最近気づいた不注意優勢型ADHD(ADD)症状の表れ

いやー、お恥ずかしい。なんで気づかなかったんだろう。そんなことを思うことしきりです。

ブログにいろいろ書いてきて「ADDの不注意症状が少ない」とか自認してその文を打って記事公開した後で、はたと思い当たったんですよね、「本当に症状が少ないのか?」と。

で、ちょっとググってみたら、ヤフー知恵袋とかにまであるじゃないですか、思い当たるけど意識化してなかった(というか、もはや当たり前すぎて癖とすら認識せず自動的に生じては経過してた)ことが。

最近気づいた(思い出した)ADD症状

こちら、そのヤフー知恵袋の回答の一つなんですけど……。私もありました、これ↓

また,この際だからと,これまで隠してきたこと(ADD所以の失敗事)もカミングアウトできました。
……学生のころ遅刻魔だったため高校にタクシーで通っていたこと,鍋を空焚きしてはいくつも黒焦げにしてきたこと,ボヤをおこしたこと(火事になる寸前),仕事で大失敗してしまったこと,公共料金の支払いが遅れがちなこと,,,,,,
ouawaelさん 2015/9/1701:16:45の回答

大人になってからADDなど発達障害の診断を受けた方、教えて下さい。

転職直前、残業がいつも22時台とかでけっこう疲れていたこともあり、朝、タクシーをよく使っていました。自宅をギリギリに出てしまって間に合わないので、自宅に二番目に近い駅までタクシーで行ったりしてました。転職直前は、わりと毎朝。初乗り運賃とはいえ、けっこうな出費になりましたね……。

遅刻・睡眠障害の出やすくなるパターン

転職直前まで一年半ほど働いていたのですが、あまりにもマンネリ感というか「これ以上成果出そうと思っても、来年は無理っぽいぞ」という危機感までもあるし、ちょうど不景気の影響をもろにかぶる業種であったため人員削減のため中途採用仲間やチームメンバー、その年度の新卒採用の新人さんたちが続々と首を切られていくのを見てしまって、「中途採用でも一緒に一つの目的に向かってやっていく」という、それまで抱いていた好印象が崩れてもいました。目標意識を失うと脆いんです!

で、出勤は時間ぎりぎりで、モチベーションは日中も低空飛行、おかげでそれまで過集中で稼いでいたレベルの業績をあげるためには残業だけは人一倍しなければならず、夜中にタクシーで帰宅して、寝る前にネットで転職活動、という。心身ともに不健康になっていくパターンですね。

おまけに、このドツボの時期、ちょうど冬に向かっている時期で、なんとなく季節性うつ(冬季うつ)の傾向もあるので、最悪でした。転職面接もほんとギリギリのところで懸命にポジティヴな人間性を演出してアピールしていて、他方、実生活はそんな感じですからその乖離に嫌気がさしたりして。

自分の症状・パターンに「不注意のため」気づかない

まあ、何度か書いてますがもともと機能不全家族に育っているのでADDの二次障害もかなりひどいものでした。

「自己中」な認識により現実把握をしくじる

そのせいで、勉学や仕事がうまくいかないのは自分の努力が足りないせいだと常に思っていました。そもそもたいていの物事がうまくいかないのは自分のせい、みたいな最悪な、かなり主観的な原因帰属をしていました。

望んで転職したはずの企業で、なんと面接していない上司のもとに配属となるというハプニングが、前の会社退職して転職した直後に起こって、さらにこの人物が真正のサイコパスパワーハラスメントでチームメンバーを次から次へと通院→休職→退職に追いやっていたんですが、自分もその餌食になっているというのに、過集中で頑張ってしまってストレスをものともせずにパワハラ下でも仕事してたり、「自分が異業種に来てまだ未熟なせいでこんな扱いを受けているんだ」とか思ってました。

「私の人格が腐ってるわけじゃない」と認識しなおす

一度立ち止まるべきでしたね。いま思えばですけどね。当時は精一杯やっていて、気づく余裕もなかったから。

でも、もしそこで「自分がADHDなんじゃないか」という一抹の不安をもっと真剣に取り上げていたら、私の人生、もうちょっと早い時期から楽になっていたんじゃないだろうかと、どうしても思ってしまうんです。後悔とはちょっと違った、そう、残念さ。

人生がうまくいかない理由を客観的にとらえられていたら

もしそこで、「自分がこんなに複雑な人生を送っているのは何でだろう?」と純粋に問いを発して、そこで「自分が悪いせいだ」と即答するのではなく、例えば、

  • 世の中でうまく行ってない人ってなぜ困った事態に陥っているんだろう?
  • 八方ふさがりだった人が立ち直ったきっかけだろう?
  • 特殊or唯一の人間関係でなくて、手軽にアクセスできる医療や福祉のヘルプは?
  • 退職後に公的支援を受けるためには勤続何年働いていないといけないか?
  • その他、セルフヘルプとかピアカウンセリングとか、自助グループが通勤圏内にないか?
  • 社長や部長といった上層部に適切に直訴する方法はないか?

……とか、もう、前向きに問題解決に至れるようなことを、実際に会社内や、医療や福祉の援助者に対面か電話で話を聞くぐらいしてよかったんじゃないかと、今は思います。

外にヘルプを求められないがゆえの困難xADD症状の追い打ち

実際には、適応障害って診断でる程度には精神的にやられてしまったので、もうそれどころではありませんでした。自分のことを否定する主観のせいで、「ダメな私を直せるのは私しかいない。だから、周りの人に言ったって結局無駄なんだ」って思いこんで、抜け出せなくなってしまいました。

上司のパワハラのせいで本当にひどい状況に陥って、適応障害との診断書も出た、傷病手当金の申請を健康保険組合に申請すれば給与相当額のいくらかは返ってくるはずだったのに、これはうつ、というか適応障害の症状ではなく、健康時でも存在する事務処理苦手なADDの先延ばし症状のせいで、この傷病手当金申請手続きもできないままになってしまいました。もったいなさすぎでした!

まとめ

今回の振り返りでは、ストレス下に陥ると思考能力がさらにメタメタになってしまい不注意の程度も悪化するし、その程度は定型発達の人たちがうつになった場合よりも酷そう、という記憶を取り戻しました(なぜ忘れてたんだろう……!)。

外へヘルプを求めよう

おそらくはADDの不注意 x うつによる不注意悪化という事態に意識的に対応したことのある医療者やセラピストもそう多くはなさそうなので、向こうから手をさし伸ばしてもらうのを待たないほうがよいのではないでしょうか。

本当に、できるだけ誰かに助けてもらう、助けてくれる人がいなかったら助けてくれそうな人を対面で、ネットで、懸命に探すことが大切です。

さらに大事なのは健康な時に、AD(H)Dの人たちの潜り抜けてきた経験やライフハックを日常的に調べて、想像で疑似体験して、豊富な切り札を事前に用意しておくことが肝要かな、というのが、本日のまとめでした。

このひと月ほどは書くほうがメインでしたが、もうちょっと情報収集を増やしていきたいですね。大人のADHDブログ見てると、けっこう不注意症状が自分よりもかなり大変そうな方々がランキング上位にいらっしゃる印象です。でも、私自身にぴったりくる経験やライフハックを探すとしたら、もしかしたらADD当事者というよりも診断の出てないグレーゾーンの人のもののほうがより参考になりそうです。

いろいろよそ様のブログで学びつつ、自分の考えも発展させられたらよいなと思います。